天文少年

東京三鷹 どんなところだろう
いつか 訪ねてみたいところでした

東京天文台と呼びたい 国立天文台三鷹キャンパス

入口で「見学したのですが・・」
Visitorと書かれたワッペンをいただき 胸につけて構内に 


第一赤道儀室 1921年建設
第一赤道儀室
OLYMPUS PEN


20cm屈折望遠鏡
20cm屈折望遠鏡
OLYMPUS PEN
焦点距離 35900mm 
木製のドーム
そして 
太陽黒点
OLYMPUS PEN
この張り紙 たまりません!!

人と 太陽が天体が ものすごく近い

天体望遠鏡
RICOH CX3
この赤道儀 「重錐式時計駆動」なのです
おもりが落ちる力で 動いているのです
おもりが下まで落ちたら 
ハンドルをくるくる回して引き上げて また動かすのです
ボタンなってありません
もちろんコンピュータもありません
自分の目で見て 自分の手で 動かすのです


構内は
道
OLYMPUS PEN
森です
大きな木々が 天を目指して伸びています


静かな木々の中を歩いて行くと
アインシュタイン塔
OLYMPUS PEN
太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)が 姿をあらわしました
この塔自体が望遠鏡
てっぺんにあるドームには 水晶でできた鏡があって
その鏡が 下にある望遠鏡に 太陽の光を導いているのです

今は 使われていませんが
アインシュタインの相対性理論を太陽光の観測から検証しようと
毎日 太陽を眺めていたのです

近くのベンチに座って
夢追い人たちの思いを感じながら
しばらく眺めてました



大赤道儀室
大赤道儀室
OLYMPUS PEN
なんて夢のある名前なんでしょう
赤道儀 天を巡る星たちを追いかける装置
今では 簡単に手に入る赤道儀
そんな赤道儀が 胸を張っていた時代
日本最大の屈折望遠鏡を載せた赤道儀が中にあります
天体に対する 思い 夢が 名前になった「大赤道儀室」

どきどきしながら 階段を登って中に入りました


65cm屈折望遠鏡
65cm屈折望遠鏡
OLYMPUS PEN
自宅でも 天の川が見えていた中学生のころ
本に載っていた東京天文台の65cm屈折望遠鏡を 何度も眺めていた
そのころ持っていたのは 6cmの屈折望遠鏡
もちろん 赤道儀はあこがれであって持てることはなかった

赤道儀に載った65cmの望遠鏡
どんなに動くのだろう
赤道儀の上で アクロバティクに天を見据えている65cm屈折望遠鏡
こんなので星を見てみたい 
あこがれの望遠鏡

あこがれの望遠鏡は うつくしい姿をしていました



65cm屈折望遠鏡の接眼部
65cm屈折望遠鏡接眼部
RICOH CX3

造船技師の力を借りて造られたドーム
木製で 望遠鏡に似合っていました

ドームの中を ゆっくり歩きながら 見上げていると
「こんにちは」と 天文台の方が声をかけてくれました
「うつくしくて かっこいいですね」
「星がお好きですか」
「はい 昔の天文少年です」



大赤道儀室の電源盤
電源盤
OLYMPUS PEN

65cm屈折望遠鏡 赤道儀のピラー
65cmピラー
RICOH CX3
大赤道儀室の1階 観測室の床下になります
床は上下に可動します(今は固定されています)
そこに 赤道儀のピラー(足)がありました
でっかいコンクリートの基礎に 
ほんわり広がった足がしっかりと固定されていました


旧図書館
階段
OLYMPUS PEN
スクラッチタイル(細かな傷を入れたタイル)を使った図書館
鉄で出来た階段 
きれいに打たれた鉄の鋲が 夢のある世界を感じさせてくれる
天空の城ラピュタの世界が ここにあるような気がしました



ゴーチェ子午環 観測室
ゴーチェ子午環
OLYMPUS PEN
天文台 
それは空を見上げ 夢を確かめようとするところ
はてしない宇宙に 夢を求め 豊かな未来を探そうとするところ
そんな気がしました


ゴーチェ子午環
ゴーチェ子午環
OLYMPUS PEN
天体の位置を精密に測ろう
天体の位置を正確に測りたい
そんな思いがつまった望遠鏡
1924年に設置されたそうです
人間が自分の目で観測していた望遠鏡
科学が発達して より正確に観測ができるように
人間の目の代わりにCCDカメラを使うようになりました
そのとき このゴーチェ子午環にもCCDカメラをとりつけて観測したそうです
90年くらい前につくられた望遠鏡は 現在でも使える精度を持っていたことにおどろきました


ゴーチェ子午環 観測室の窓
窓
OLYMPUS PEN

ゴーチェ子午環 ドーム
ゴーチェ子午環ドーム
OLYMPUS PEN

ゴーチェドーム可動部
OLYMPUS PEN
科学は 
人間が自然といっしょに 夢を追い求めること
そこから 人間としての文明が生まれてくる 
自然の時間の中で 追い求めるもの

科学は 
自然が教えてくれるもの



自動光電子午環
自動光電子午環
RICOH CX3
自動光電子午環は 人間の眼視観測の5倍の観測能率を持つそうです
1回の観測で すばらしい精度のデータを得る事ができるそうです
昼は太陽の観測 夜は星の観測 と とても大量の観測ができるそうです

大きな観測ドームの周りは お花畑のように 草花が咲いていました


子午線標
子午線標
OLYMPUS PEN
自動光電子午環の南北80mに設置された 子午線標
この建物から 地上の基準となる光を出しているそうです
緑の窪地にある子午線標 
近くまで行ってみると
たくさんの黄色い花に囲まれていました
写真をクリックしてみてください たくさんの花たちに出逢えます


ゴーチェ子午環 観測所
夢の観測所
OLYMPUS PEN


国立天文台 三鷹キャンパス
少年のころの夢に 出逢えたような気がしました

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No title

素敵な徘徊だったようですね。
目を輝かせている時間泥棒さん、
少年のようにどきどきしている時間泥棒さん。

             

No title

わたしもその天文台の門をくぐったときは、最初はどきどきしました。
いっぱい楽しまれたようでよかったですねえ。

H.kayokoさんへ

とっても素敵な徘徊でした
そうですね きっと目が輝いていたでしょうね
建物や望遠鏡が 
「見てみたい」と思っていたときのままの姿であったので
とても嬉しかったです

お気遣い ありがとう

Rつさんへ

昔の天文少年にとって あこがれの場所ですね
この望遠鏡たちが活躍していた時代を知っていてよかったと思います

この森の中で この建物たちといっしょに 
星を眺め 星の写真を撮りたいと思いました

No title

30年余り前、多摩地区に5年間住んでいましたが、こんな素敵な場所が有るとは知りませんでした。地図で調べると国際基督教大学や野川公園の近く、緑の多いところですね。最寄り駅は西武多摩川線?あるいは京王線?どちらでしたか?

夢笛myuさんへ

30年余り前でしたら 東京天文台ですね
科学にはいろいろな分野がありますが 
少年に夢を抱かせてくれるのは天文地学だと思います
宮沢賢治さんも天文のこと地学(石や鉱物)のことを
童話の中で取り上げています。
星や石は長い時間を私たちに語りかけてくれます
私たちの時間の流れではなく 自分たちの時間の流れで

中学生のとき 天文台のことを本で読んだとき
「天文学者は音楽がお好き」という小さなタイトルを覚えています
ドームや研究室の中に レコードプレーヤーを置いているとのこと
この風景の中でどんな音楽を聞いていたのでしょうか
どんな音楽を聞いていたのだろうと 
星を見る人たちに夢を馳せていました

天文台 いろいろなことが思い浮かんできます
私にとっての憧れのところです

多摩には 素敵なところがたくさんありますね
多摩丘陵は「総天然色漫画映画 平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台でもあり
ジブリ美術館もありますね 
バスから眺めていると いいところでした

私は 新宿駅からJR中央線で 武蔵境まで行き
   小田急バス(狛江駅北口行き)天文台前でおりました
京王線の調布駅からバスで という案内もありました
西武多摩川線の多摩駅がもっとも近いみたいですね

書き始めると 話したいことがあふれてきます
機会がありましたら ぜひ訪ねてみてください
人間の夢に出逢えるところです
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Author:時間泥棒

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