水害

台風12号による雨で
日高川が氾濫し 大きな被害がでています

そこは 母の里
親戚からの情報をたよりに
水と食料を積めるだけ積み込んで
車を走らせました

日高川沿いの道に入ると
道が黄土色に包まれていました
砂埃があたりを覆っていました
この道の上を増水した川が流れたことを物語っています

思ったよりひどくない
と 思いながらゆっくりと車を走らせました

道は親戚の家の手前で日高川を離れ山の中へと入ります
道が 再び日高川沿いに出たとき
目を疑いました

なつかしい風景がなくなっていました


懐かしい風景は
ここにはたくさんの家がありました


がれきの中 道であろう所を登って
高台にある親戚の家を目指しました


高いところでも
ここは川面から10mくらいの所です
この道を水が濁流が流れたそうです
右の家の中は 何も残っていませんでした

親戚の家は左の石垣の上にあります
幸い床下浸水で済んでいました


もうすこし上流にも親戚が住んでいます
ふたたび車を走らせました


消えた道
よく通った道 完全になくなっていました
アスファルトの破片すら見当たりません

自衛隊の方に 道を教えてもらって進んでいきました


川上橋
橋には流れてきた木々などがひっかかり
上流側の手すりが曲がり 外れていました


流された家
道路には 流されて来た家が
ガードレールにもたれかかっていました


テレビや新聞などでは ほとんど報道されていませんが
台風12号による大雨で
日高川が氾濫し 大きな被害が出ています




道路の川側が崩れているところがあり
山側も陥没しているところがありました
山から水が流れ出していて水が道路を流れているところがありました
山からの水が道路の下を削っているので陥没しているのでしょうか
とにかく 危険な状態だと思いながら ゆっくりと車を走らせました

たどり着いた親戚の家も高台にあって被害を免れていました


山に囲まれた美山
日高川の川沿いの平地に田圃があります
田圃
河原のように見えるところは田圃です
河原の草のように見えるのは実りを迎えようとしている稲です
流されて来た土砂がつくさん積もっています
奥に見える橋は流されてしまっています

流されてしまった家 
心をこめて育ててきた稲
切なくなってきます


水害

隣の集落の状況も分からず 
これからどうなっていくのかも分からず
ただ不安の中を過ごしている方々がたくさんおられます

大きな被害が出ている紀伊半島
ここにも大きな被害がありました 
そんなことを知っていもらいたくて書きました

9月7日に行ってきました

コメントの投稿

非公開コメント

No title

今年はなんという年でしょうか。
これ以上の災害が起こりませんように。

都忘れさんへ

身近と言えるところで起こりました
言葉もありませんでした
これ以上の災害が起こらないことを願いたいです

No title

ニュース映像ではなく 
泥棒氏のカメラに記録された事実だということに
また特別な胸の痛みを感じました

今年は おそろしいことがいくつも起こっています
これ以上のことが どこにも起こらないことを祈るしかありません


つらいですよね

今まで築き上げて守ってきたものが一瞬にして壊されてしまう。しかも自然災害だとどこにももっていきようのないただあきらめだけが残ってしまうようで・・

御親戚のかたもこれからの生活きっと不安なことだと思います。

「今後必ず来ると言われる南海大地震」とニュースでアナウンスされるたび ああ、つぎはわが身なんだと悲しくなります。ほんとうにこれ以上今の日本に災害が起こってほしくない、と祈りにもにた気持ちのみです

ももさんへ

ニュース映像ではなく現実を見たとき
ただ伯母の家に行かなくちゃ
ただ水を運ばなくちゃ
ただ無事でよかった
ただ・・
すべてが点でしか考えることができません

ゆきうささんへ

ここ美山村は 
昭和28年7月18日 水害に襲われました
すべてが一瞬にして流されてしまった
よく母が話していました
うつくし美山村を見ると信じられませんでした

ようやく母の話を現実として捉えることができたような気がします

これ以上の災害が起こらないことを願うばかりです

追記

舞い上がる土ぼこり
いろいろな臭いが入り交じった空気
瓦礫から這い出してきて あたりを見回して
すぐに瓦礫の中に戻っていった居場所のない蛇
荒れ果てた風景と相容れない静けさ

記憶が時間の流れに紛れ込んでしまわない内に
追記しておきます
プロフィール

時間泥棒

Author:時間泥棒

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
今日の月
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード